レナウンのスポンサー選定が難航、再生計画案の提出期限を6ヶ月延長
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20億の融資枠を設定したとはいえ、連結500億超の売上があった会社であることを考えると、秋冬物の仕入又は製造などは難しいし、人件費などの支払ですぐに資金が尽きてしまうだろう。
そうすると6か月はもたないので、スポンサーが決まり次第、民事再生法42条に基づき裁判所の許可を得て、再生計画外で事業譲渡し、再生計画は譲渡代金の一括弁済となるだろう。
ただ、一番の問題はスポンサーが本当につくのかということに尽きる。安ければ買うだろうが、今の状況では相当安い金額でしか売れないだろう。再生計画案の提出期限延長は、しばしばあること。とはいえ、1日も早くスポンサーとの事業譲渡交渉をまとめられなければ、事業価値がさらに劣化してしまいかねない。再建のカギは、やはりスピードにあり
スポンサー選びに少し時間がかかっている、ということであれば、3ヶ月程度の延長かなと思うのですが、6ヶ月というのは少し長いので、スポンサー候補がコロナ下で見通しの立てにくい今回の秋冬の実績と公表されたリストラの効果をある程度確認して、最終意思決定をしたい、と管財人に求めてきたのではないか、と考えました。ステークホルダーも多く、何とか事業継続はできる形で成立まで進んで欲しいです。