[イスタンブール 14日 ロイター] - トルコ外務省は14日、アラブ首長国連邦(UAE)とイスラエルがトランプ米大統領の仲介で国交正常化で合意したことについて、UAEの「偽善的振る舞い」を歴史は忘れることなく、決して許さないだろうと表明した。

外務省は声明で、パレスチナ市民と自治政府が強く反発するのは正しいとし「自国の利益のためにパレスチナの大義を裏切るUAEの偽善的振る舞いを歴史と地域の人々の良心は忘れることはなく、決して許さないだろう」と表明。アラブ連盟が2002年に採択したアラブ和平計画をUAEが破棄しようとしていると強い懸念を示した。

トルコは、イスラエルと外交・通商関係を持つが、ここ数年、関係が緊張している。