「my! 東京MaaS」始動! 東京メトロが作る大都市モデルの移動体験
コメント
注目のコメント
他の大手交通事業者と比べると、東京メトロのMaaS始動はやや後発と言えます。それだけに取り組みのユニークさも重要な要素になるのでは。
マイクロソフトらと開発するOutlookスケジュールと連動した機能など、今後はマルチモーダルの部分だけでなく+αの部分に注目していきたいです。
ほかにも、満員電車の象徴のような首都圏の地下鉄で「ひと駅歩く検索」という電車に乗る人をむしろ減らす(コントロールする)発想が生まれたことは新鮮でした。世に出たときどんな効果が出るか興味深いです。メトロ・JR・私鉄が乗り入れる稠密なネットワークを構成し、乗降客が多い駅の世界上位を独占する(新宿、渋谷、池袋・・)。この10年ほどでサービス水準が劇的に向上したタクシー。バスも豊か。東京は世界にないモビリティ都市です。ここにシェアサイクル、船などを加えたMaaSをぜひ構築してほしい。
SuicaやPASMOのように一つのカードで複数の鉄道会社の路線を行き来できたり、一枚の定期券として管理できることは、ほとんどの鉄道利用者にとってのニーズだった。と同時に鉄道のシステムを横串で管理するなんてのは感覚的に非現実的な取り組みだったように感じる。
そういう意味でSuicaやPASMOは、シンプルかつ超画期的なプロダクトだったと今改めて振り返っても感じる。
しかしながら、それ以降の交通系電子マネーは大きな可能性を感じさせながらも、移動以外で消費者の生活に深く入り込むことができていないように感じる。
本記事に記載のあるサービス案も記事化のために分かりやすい事例を取り上げているのだろうと思うが、なかなかアプリの普及に繋げるには難しいように感じる。
現状、鉄道会社ごとにアプリを分けて開発しているが、少なくとも移動サービスという面に関しては、鉄道会社を中心に航空会社やバス会社、タクシー会社などを統合したアプリの実現にチャレンジしてほしいと思う。