[12日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は12日、ここ数週間の新型コロナウイルスの感染第2波により、米経済の回復が「弱まっている」とし、失業率の改善を損なう可能性があると述べた。

ラボック商工会議所向けのウェブキャストで、「経済回復は続いているが、感染第2波により回復は弱まっている」と指摘。失業率は年末までに9%以下になる可能性があると想定していたが、「それにはマスク着用などが順守される必要がある。従わなければ、人々はより自由を感じるかもしれないが、経済成長は鈍化する」と語った。