米ゴールドマン、ＧＭのクレジットカード事業買収に関心＝ＷＳＪ

［１２日　ロイター］ - 米金融大手ゴールドマン・サックス<GM.N>が米自動車大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）<GS.N>のクレジットカード事業の買収に関心を示していると、米紙ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が１２日、関係筋の話として報じた。

ＷＳＪ紙によると、英銀大手バークレイズ<BARC.L>なども買収に関心を示しており、向こう数週間に決定される可能性がある。

ゴールドマンのコンシューマーバンキング部門（個人向け銀行業務）はＪＰモルガン・チェース<JPM.N>などに比べると規模は小さく、ソロモン最高経営責任者（ＣＥＯ）は強化を目指している。

この報道に関してＧＭ、ゴールドマン、バークレイスはコメントを控えた。

コメント

注目のコメント

• 佐藤 元則

  NCB Lab. 代表

  ・2020年08月13日

  今から30年ほど前になるでしょうか、米国通信会社の　AT＆Tがユニバーサルカードを立ち上げ、これからは銀行以外がクレジットカードを発行する時代と、一躍注目を集めました。その波に乗ったのがGM。これがきっかけで、日本のトヨタキュービックカードも誕生しました。
  
  米国のノンバンクカードはその後、不良債権の山となり、売却が進みます。ユニバーサルカードはシティに売却。GMカードは確かHSBCへ売却したはずですが、その後どうなったのか。ゴールドマンはリテール強化のために、与信商品の強化を図っています。それは吉と出るか、不透明ではあります。
• 林田 修一

  世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表

  ・2020年08月13日

  クレジットカードビジネスは基本的には収益性が良く小口分散しているので魅力がありまた顧客ベースが広げられれば小口融資や住宅ローンなどの商品の展開も考えられます。
• Zenzai Yoshiyuki

  会社員/フリーランス(兼業) ディレクター/代表

  ・2020年08月13日

  日本もクレジットカード事業の展開をもっと幅広く認めて欲しい。
  銀行に直接(子会社化ではなく、事業部で)やらせたら、収益性が高まるし、手数料率下がるはず。