[ロンドン 12日 ロイター] - 英国際貿易省は直近の米国との通商交渉について声明を発表し「多くの分野で前向きな進展があった」との認識を示した。

「両国とも包括的で野心的な合意に向けた協議への取り組みを再確認した」とし、「交渉のスケジュールについては、秋にかけてペースを維持することで合意した」と説明した。

トラス英国際貿易相は米国側に欧州連合(EU)に対する報復関税は受け入れられないと伝え、撤廃を求めた。英国は今年、EUから離脱したがスコッチウイスキーなどの英国製品も依然として関税の対象になっている。

今回の交渉では原産地規制や知的財産権などについて将来的な議論が行われた。次回の協議は9月上旬の予定。