2020/8/10

【直撃】「スターバックス」を目指す大麻企業の野望

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この記事は、NewsPicksのグループメディア米Quartzの特集「Cannabis at a crossroads(岐路に立つ大麻ビジネス)」の1記事の翻訳です。

全米制覇をもくろむ

米国最大の大麻会社で時価総額約32億ドル(3500億ドル)のキュラリーフ(Curaleaf)は、拡大を続けている。
マサチューセッツ州ウェイクフィールドに拠点を置く同社は、大麻の栽培施設とディスペンサー(大麻販売薬局)を運営し、チンキ剤、蒸気吸入用、食用、局所投与用、花(業界では乾燥大麻を指す)といった製品を製造。
他の大麻関連企業を次々に買収し、ジョー・ルサルディCEOのいう「国内で最も広範囲に流通する真の意味で初の全国的な大麻ブランド」になろうとしている。
キュラリーフの創設は2010年で、当初は医療大麻専門のパリアテック(PalliaTech)という会社だった。2013年から2015年の間に、ボリス・ジョーダン率いるロシアの投資会社から数千万ドルを調達した。
(写真:Jeenah Moon/Bloomberg via Getty Images)