[香港 8日 ロイター] - 香港証券先物委員会(SFC)は8日、米国の香港当局者に対する制裁が金融機関の通常業務に影響を与えるとは思わないとの認識を示した。

米国は7日、香港の自治侵害などを理由に、香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官を含む11人を制裁対象にしたと発表した。[nL4N2F943S]

SFCのスポークスマンは「多くのグローバル企業は、顧客や関連の活動への影響という点から、米国の制裁に適切に対応してきた」と述べた。その上で、国家安全維持法や米国が7日に発表した制裁が、企業の香港での通常業務運営に影響が及ぶとは思わないとの認識を示した。