腫瘍内科医に聞いた「あやしいがん情報」にだまされない6つのポイント - だから、この本。
コメント
注目のコメント
なぜ今さら勝俣先生?と思ったら本を出されてたんですね。とにかく真面目でまともな先生です。
なかなか「標準治療」のエリートっぷりは一般の方には理解が難しいですよね。昨今のポピュリズムの浸透のようなことが癌治療においても起きてるのは事実です。癌治療だと耳障りのいい(金儲けのための)エセ医療に流れて、本来受けられる標準治療を受けないという選択をとられる患者さんは珍しくないです。自分もそういった方を診察した経験あります。本人の選択なので本人が満足ならそれでいいとも言えますが、結局増悪した後に再来して癌が進行していて、始めは適応があった標準治療さえもう進行期的に適応なしというケースもあります。勝俣先生のところにはたくさんそういう方が来るそうです。 是非一度読んでいただければと思います。
と思ったら、この記事の中にも「自家がんワクチン療法」なる広告が(^_^;)
「究極のオーダーメイド」「国際特許」「理化学研究所で開発」
外来通院のみで150万前後…凄いなー事実はなぜ人の意見を変えられないのか。の本にあるように、正しい情報が必ずしも人を動かすとは限りません。誤った情報に騙されないためにはただ、日々勉強し、知識をつけるしかない。