[東京 5日 ロイター] - ソニー<6758.T>、東京大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、「宇宙感動体験事業」の創出に向けた共同開発・技術実証契約を締結し、ソニーのカメラ機器を搭載した人工衛星の共同開発を開始すると発表した。

地上からリアルタイムで遠隔操作できる人工衛星上のカメラシステムを構築する予定で、ソニーは、イメージングやセンシング、通信などの技術を活用して人工衛星のカメラ部分の開発やシステム構築を担う。

東京大学は、人工衛星の基本機能・推進系の開発を支援、JAXAは、技術支援やソニーが策定する事業・研究開発計画の検討を支援する。

(田中志保)