製造業におけるダイナミック・ケイパビリティと3Dデジタルツインの重要性
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導入資金と若いヒトさえあれば、nominal 形状の記述自体は3Dでもすぐできるようになるかと、最近のソフトウェアはよくできてるので でもまだ交差がねぇ
やった事おありになる方はお解りだと思うんですが、3Dで交差入れ始めると (入れられるようにはなって来てるようです)、設計者の幾何交差の習熟度が露呈しちゃうんですよねぇ あと、幾何交差と寸法交差の標準 (少なくともASME 標準では)は、根本的に矛盾を含んでいるので、やりにくいことがあります 2D図面では、その辺り「適当」にやっても現場の慣習的解釈で行けてたところが、3Dでは「ごまかせる」範囲が極端に減りますねぇ なのでIT部署やトップに急に言われても、設計者もそれを読む製造者も正直困ってしまう、という部分がある気がしますねぇ
ニホンの事情は解りかねますが、メリケン大学では交差を教えられる先生が絶滅危惧になっています(研究者は世界的にほぼ絶滅) ので、交差設計がちゃんと出来る技術者が少ないんですねぇ(なのでデキル製造のオジサン任せになるんです) また、交差研究者の絶滅は、CAD屋さんでの、この部分の開発が遅れている原因の一つだとワタシは思っていますよ (つまり交差の機能を理解し、実装するコードをかける、その分野のPhDが非常に少ない)
中国で3Dが急速に広まったのは、2D文化なかったからだ、というのがよく言われてますが、作る時にそもそも交差なんか気にしてなかった、という点は実はあるとおもいますねぇ 今は変わってきたのでしょうけど
ダイナミックもDXも大事なんですけど、こういう根幹のハナシは書いてあるんですかねぇ、この↓レポート あ、メリケンはどうなの、って普通やるみたいに調査しても何も出てきませんよ、絶滅寸前なので ( ワタシも専門ではありません)
ナマイキイッテスミマセン
「「2020年版ものづくり白書」(経済産業省)では、「ダイナミック・ケイパビリティ(企業変革力)」という言葉が広く取り上げられている」3Dだと絵は書けるけどものは作れないという現象がおきやすい
嵌め合いなど幾何公差、サイズ公差をものづくりの考え方に沿って設定できるか
絵をかけても測定できなければ
ほんとに絵に書いた餅
デジタル化以前にここはかなりやばめなとこ