[ブラジリア 3日 ロイター] - ブラジルの大統領首席補佐官を務めるウォルター・スーザ・ブラガ・ネット陸軍大将が新型コロナウイルスに感染したことが3日、明らかになった。同国の閣僚級では7人目の感染者となる。

大統領首席補佐官室によると、ブラガ・ネット氏に症状はなく、体調も良い。当面は自己隔離しながら職務を続けるという。

ボルソナロ大統領は先月に新型コロナ感染が確認され、その後の検査で陰性となった。先週はミシェリ大統領夫人と閣僚の1人もコロナ検査で陽性反応を示した。

ボルソナロ氏は3日、記者団に、自身の体調は良好で回復したと語った。同氏は先週、何らかの感染症が見つかり、抗生物質を服用していると述べていた。

ブラジルは新型コロナ感染者数が米国に次いで世界で2番目に多い。