黒瀬陽平と合同会社カオスラによるハラスメントについて
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少し前から目にしていた美術界ハラスメント案件についての当事者告発。ことの性質が性質だけに、告発者自身も「不貞関係に陥ったという面では加害者性がある」と自覚を抱えながらの告発とならざるを得ず、公にするのは相当の負荷があったはずと思う。
それゆえ賞賛や応援を安易に口にし難いのだが、本件のように、権力を持っている男性への忖度構造の中で問題が葬られる事例は山のようにあるのではないか、それらは不貞関係の存在という弱みによって水面下に留め置かれているのではと考えると、貴重な告発と感じる。