[30日 ロイター] - 米バイオ企業のイノビオ・ファーマシューティカルズ<INO.O>は30日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、サルを使った実験で接種から13週間経過した後も免疫効果が維持されたことを確認したと明らかにした。

開発中のワクチン「INO─4800」を4週間開けて2回接種。肺と鼻腔から検出されるウイルス量が軽減していることを確認した。

ジョセフ・キム最高経営責任者(CEO)は「INO─4800は自然な環境により近い状況で免疫効果を発揮する可能性がある」と述べた。

イノビオが開発するワクチンは米政府の「ワープ・スピード作戦」の支援を受けている。