[30日 ロイター] - ドイツ連邦雇用庁が30日発表した7月の失業者数(季節調整後)は前月比1万8000人減の292万3000人だった。予想は4万3000人増だった。失業率は6.4%と横ばい。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が労働市場にこれ以上の打撃にならないとの期待が高まり、家計支出を下支えする可能性がある。

連邦雇用庁の担当者は「ドイツ経済は持ち直しに向かっているが、雇用市場はまだ圧力がかかっている」と述べた。

ドイツでは新型コロナによる景気後退を受け、短時間雇用への切り替えなど大量解雇を回避する措置が取られている。