食のDXを進める10カ条とは? 世界で進む驚異のフードテック教育
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注目のコメント
「フードテック革命」出版記念の連動企画のバスク特別編の3本の最後。
料理学校がスタートアップのインキュベーションもやって驚くのは前回の話( https://bit.ly/FTBCC2 )ですが、そこにとどまらず、今回はさらに衝撃の話。
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00335/00011/
まとめると、 1) 料理学校が、時代を先取りするビジョンを自分たちで策定しようとするその姿勢(今回はデジタルがストロミーを定義しようというテーマ)
2) そのために、LABe Expertと呼ぶメンターを世界から集め、その人たちをBCCに呼んで一緒に話し合わせアイディアをださせる巻き込み力とそのスケール感
3. その議論を英語で仕切るBCCのスタッフが、英語を母国語としない元シェフであること。シェフ修行のあとBCCで再勉強して、そういうことができる人に変身した(もちろん彼女は料理もできます)
4.そうやって話し合ったことを、学校内での発表だったりサイトにあげて満足しないで、ヨーロッパ有数のレストラン・ホテルのコンベンションでセッションをホストして、そこに来場するシェフ、レストランオーナー、ホテルマネジメントなどリアルビジネスの人に、直接啓蒙し影響していくという、行動力。
これは、日本でいう「料理学校」では全然ありませんね。
付属する研究機関である、BCCイノベーションの話も後半ついていますので、そちらもお読みください。
最後のホセの言葉。
「LABeは2023年までに、ガストロノミー界に付加価値を与えるようなテックベースの製品、サービス、ビシネスモデルの国際的な基準になることを目標にしています。もちろん、我々がミッションに掲げているように、私たちの健康、サステナビリティー、そしてこれが一番大事なことですが、“おいしい”未来を追求しながらね」
立ち上がれ、日本の関係者よ。↑こんなことを世界に向けて語ってください!
アクションしなければと思った人は「フードテック革命」を。 https://bit.ly/foodtech2020
2回目の増刷がかかり、アマゾン本の総合順位で27位までいってます。