サイドノック式シャープペンが好きで入社したら廃番になった話【#忘れられない一本 03】
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注目のコメント
すごい熱量の文章を読んでしまった。
「ノックは、いわば、息継ぎだ。それは、水中では定期的に必要となるが、泳ぎを決して邪魔することのないよう、素早く、的確に、効率的に行うことが求められる。」
シャーペンのノック一つにここまで書けるなんて。
僕はボールペン派だったので、ここまでシャーペンに思い入れはないけれど、これを読むとサイドノック式のシャーペンをカチカチしたくなってしまう。熱い文面
文房具と共に歩んだ記憶誰しもありますよね。
ふと思い出した、ロケット鉛筆どこいったかな。
いい文章を書けたという記憶ではなく
玩具として楽しんだ記憶。書きづらいし。
意外とそういうじゃじゃ馬が
思い出されるのが不思議。読了しました。熱いですね。
やたらと読みやすい文章だと思ったら、中盤でその理由が分かりました。
ぺんてるのGRAPHGEAR1000、愛用していましたね。受験勉強~入社後5,6年くらいまででしょうか。
初期型はクリップ部分の意匠が流線形で美しかったのですが、構造的には弱かったようでよく壊れました。後期型では改良されたようですが、意匠はやや残念に。
仕事でもシャーペン+コピックで構想図を描いていましたが、ApplePencilが出て完全に引退しました。
・気に入ったものはたとえ壊れたとしてもまた同じものを購入する
・書く(描く)ツールが変わるとスタイルも変化する
という記述、大いに共感です。
あとで動かせる、きれいに消せる、大きさを変えられると思うと、一本の線を描くときの気合が違うんですよね。
それはそれでデジタルツールのメリットだと捉えて、さっさとスタイルを変えてしまいましたが...
筆記具の意匠を表すのに、あるデザイナーは「スピード感」という表現を用いていました。