グーグル、在宅勤務を来年7月まで延長する方針-従来は今年末まで
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無料で提供される食事、居心地の良いソファとテレビゲーム、昼寝スペース、ジムやプールまで従業員のために用意し、同じ空間で心地よく過ごしコミュニケーションを生む仕掛け満載の環境で、日々新しいアイデアを出し、ブラッシュアップすることが競争力の源泉と言われているグーグルでは、この長期に渡る在宅勤務がどのような影響を及ぼすのだろうか。
これまでに存在していないモノ、コトを生み出すには、その新しい事柄を言語化することが第一歩になる。脳には日々全身のセンサーから得られる非言語情報と、言語での思考による情報が集約され、それらから生まれる新たな無意識が蓄積されている。それら無意識があるときに新しい意識として言語化され、人同士で共有可能になったときにアイデアとなる。
在宅勤務環境でこのプロセスを継続できるか否かが、ハイテク産業の将来を左右するのかもしれない。
注目のコメント
先月の米国の新築住宅販売は13年ぶりの高水準で、郊外大型物件が大人気になっていますが、コロナ禍の影響の長期化で、在宅勤務をさらに延ばす企業が増えれば、益々その流れが加速するでしょう。
実際、西海岸のIT企業で働く友人の中には、庭が広い物件を探している人もいれば、既に郊外の新居に引っ越した人、転居しないまでも仕事部屋を増築した人、週末用のセカンドハウスを改築して新たな生活の拠点に変えようとしている人、などが出てきています。
自宅の改装ニーズも増えているようですから、家具や家電、園芸用品などの住宅に関連する小売業も、引き続き活況を呈しそうですね。フルリモートワークに移行する会社を称賛する風潮がある一方で、出社をし続けさせている企業への偏見が気になっています。
これまでの慣習でただ出勤させている企業は言語道断ですが、一方でリモートワークが出来ない仕事もあります。
そう言った企業で働いている人が、肩身が狭い毎日を送るのは違うなと。現時点で来年7月への延期判断は早いなあ。
「オフィス復帰を遅らせることで事前の計画が容易になる」ということは、逆に言えばそれだけフルリモートと通常の勤務に違いがあるということでもある。
ITエンジニアはまだフルリモートでの影響は少ないと言うものの、シリコンバレーに各社が集結しているのは、それだけ集まっていることにメリットがあるからなわけで。各社がフルリモートになって、業務がきちんと回っているのか、良いとこ悪いところが気になるところ。