[東京 27日 ロイター] - 小野薬品工業<4528.T>はしっかり。同社が実用化を中止した薬が新型コロナウイルス感染症の治療に有望とする論文が英誌ネイチャーで発表され、材料視されている。

共同通信によると、開発中や既存の薬約1万2千種類について、新型コロナ感染症の治療に役立つかどうかを細胞実験で調べた結果、3種類が有望とする論文を米国のチームが24日、ネイチャーで発表した。このうち一つは、小野薬品が骨粗しょう症治療のために開発したが、実用化を中止した「ONO5334」という薬だった。