小中学校「夏休み短縮」が先生にも子どもにも及ぼすマイナスの影響(森田 太郎)
FRaU | 講談社
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注目のコメント
《 夏休みはワクワクしないと! 》
子どもたちにとって、夏休みって1年で一番ワクワクする時ですよね。
ぼくが小学校の教師をしていた時も、1学期の終業式の日の子どもたちは、いつも目がキラキラしていて、好きでした。
ほぼ1ヶ月の期間、自分がしたいことを思う存分遊べるって、最高です。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナにいる時は、また違った意味で人々が夏休み前にソワソワしているのが楽しかったですね。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナでも、セルビア、クロアチアでも、ふだんはゆるゆると過ごしている大人たちが、やたらと機敏に動き出します。
夏休みに出かけるところをCaféや家庭や、仕事先で話し合い、やれどこがいい、あそこの海がいい、あそこのルートが渋滞しないだの、1月前から計画づくりを楽しんでいました。
「夏休みのために生きているんですか?」
そう思ってしまうほどでした。
浮き足立つとは、このことを言うんだなぁって感心したものです。(笑)
日本でも、小学校の先生時代に過ごした夏休みは、今も自分にとって人生の糧を得る貴重な時間でした。
大人の都合で、子どもから夏休みを奪うのは愚行であるのは言うまでもないことです。
ところが、学校の先生の夏休みを奪うことは、巡り巡って子どもたちに大きな皺寄せがいくことを、世のお父さん、お母さんたちにも知っていただきたいと思います。