(ブルームバーグ): 米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長は、米経済は依然として7-9月(第3四半期)に回復する方向だとの認識を示した。また、南部のサンベルト地帯での新型コロナウイルス感染急拡大による経済成長への悪影響は限定的だろうと述べた。

クドロー委員長は26日、CNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」で、「ホットスポット(一大感染地)となっているこうした州の一部が景気回復を抑制することは否定しないが、全体的に見れば状況は非常にポジティブであり、V字回復になり得ると引き続き考えている」と発言。「第3四半期と10-12月(第4四半期)は20%成長になると今でも思っている」と述べた。

同委員長はその理由として、住宅や小売売上高、自動車販売といった他の指標がより明るい姿を映し出していることを挙げた。

原題:U.S. Economy Still Poised for Third-Quarter Rebound, Kudlow Says(抜粋)

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