「中国標準」国家が総力 技術支配、国際機関で主導権(写真=AP)
日本経済新聞
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注目のコメント
確かに記事のとおりですが、率直に言って2年遅れの報道です。
当時から中国は30年ぶりに改正された標準化法で、「中国標準を国際標準にする」との明確な方針を打ち出している。以前から通信分野など国際標準を策定する国際会議で中国は議長や幹事ポストを取って、中国系コンサルタントの存在感は顕著であることは有名。
ファーウェイなど官民一体となった「標準化強国」への動きに日本政府も数年前から産業界に警鐘を鳴らしていた。ただ人材の投入など経営者の標準への関心がどこまであるかは疑問。
デジタルシルクロード構想では、一帯一路による基地局の建設に中国標準の採用を条件づけていることはだいぶ前から問題視されている。
日本企業が警戒すべきは中国標準の策定プロセス。この不透明さは2年前から米国も指摘している。日本企業も中国から策定プロセスへの参画を打診されて喜んでいると、自社の技術開示を求められ、技術情報が流出するリスクに直面している。
以上、詳細は
2018年6月27日の日経ビジネス電子版「知財だけではない、中国‘標準化強国〝の怖さ」を。ご参考まで。中国が技術のルールづくりを主導して産業競争力を高めようとする動きが加速していますね。
もはや世界の工場ではなく、中核分野での競争力が高まってきていると思われます。
標準を押さえれば、経済制裁を揺さぶることもできるようになると思われます。