コロナとの闘い 中日新聞×豊田章男【前編】
コメント
注目のコメント
>コロナ危機に直面して価値観に変化は?
>想いが強まったのは、やっぱり「人中心」だなということです。先端の技術や技能が出てきたとしても忘れてはいけないのは、「使い手である人間の幸せが量産できるかどうか」だと思います。「生活は楽になったけど、満足度が損なわれました」ではいけない。Woven Cityなどの新規事業でも、人をど真ん中に置くことこそが、自動車事業をずっとやってきた我々の役割だと思います。
>そして、もう一つ、多くの人たちが、改めて、気づいたことがあると思います。それは、「感謝」の気持ちです。医療の最前線で我々の命を守ってくださっている方々はもちろん、私たちの日常を支えてくださっている全ての方々に対する感謝の気持ちです。今まで当たり前だと思っていたことが、当たり前ではなくなったとき、「当たり前のものなど何一つない。どこかで誰かが頑張っているおかげなんだ」ということに気づきます。SDGsについて日本を代表する企業のトップがこうやって語ること非常に意味があると思います。
己の利益だけを考えていては企業は存続できない。
「誰一人取り残さない」という考え方のもと、本業でもって社会を良くしようとする会社がどんどん増えていって欲しい。