米大手銀が個人の返済猶予を延長、貸倒損失の発生も後ずれへ
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連邦政府の週600ドルの追加失業給付が今月で終わりますが、これが延長されない場合は、ローン返済どころではなく、食費のレベルです。すでにフードスタンプの申請が急増しています。当然家賃も支払えないの家庭も出てくるわけですが、さすがにこの時期に強制立ち退きも人道的に出来ないので(社会問題になりますし)、不動産業界が失業給付を延長するように政府に懇願しています。
議会では共和党が失業給付延長の反対をしていますが、全く延長しないと次の選挙で大敗するので、おそらく金額的に週300ドルぐらいで妥協すると思います。有権者は、自身のポリティクスが共和党でも民主党でも、今は援助が要る事には変わらないので、生活苦に追い込んだ政党を、die hardな支持者でない限り、わざわざ支持する事はしないはずです。
共和党とトランプ政権は早く経済を再開させて、政府援助出来るだけ抑えたいとわけですが、コロナ感染がこれだけ広がったので、さすがそれはもう無理です。秋からオンライン学校のところも多く、親が自宅で面倒をみるために仕事も出来ないとなると、年内は継続してある程度の規模の援助を続けるしかないと思います。