2020/7/20

【データは語る】飲食店の利用数が、また「減少」し始めた

NewsPicks編集部 記者

コロナが与える飲食店への影響

「緊急事態宣言」の前と後で人々の行動はどう変わったのか。飲食店の予約データを見ると、一目でわかる。
飲食店向けのIT予約管理サービスを提供しているトレタは、全国の飲食店5852店舗のデータから、7日間ごとの来店人数の対前年比割合を算出している。そのデータを眺めると、新型コロナウイルスの感染者数の増減に連動して、飲食店の来店人数が上下してきたことがわかる。
5月25日に緊急事態宣言が全面解除されて以降、来店者数は緩やかに回復していた。しかし、7月9日に東京都で224人の陽性が確認(1日で確認された人数としては4月17日を超えて最多)されたことを受けて、再びグラフは下降を始めている。
感染者数の推移に、人々が敏感に反応している。このグラフは、これからどこまで下降するのか。外食業界の梅雨明けは、まだまだ先になりそうだ。

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