ジョブ型雇用時代を「生き残れる人／敗れ去ってしまう人」の差

コメント

注目のコメント

• 源田 泰之

  ソフトバンク株式会社 執行役員　人事本部長

  ・2020年07月20日

  雇用の話題になると「ジョブ型」がバズワードのようにでてきますし勘違いしやすいのですが、業績を見える化してその成果に応じた報酬を支払うことととジョブ型は正しくはイコールではないです。
  
  本人のやりたいことや経験やスキルと仕事をどう結びつけるかがまずは重要であって、それをわかりやすくすると「ジョブ型」と呼べると思います。このケースのジョブ型だと業績が見えやすいという風に思われるのでひも付けされてると思いますが、本来は区別しないとややこしい。またメンバーシップ型も同じです。
  
  メンバーシップ型は古い日本の雇用制度、ジョブ型は欧米型で新しいという捉え方は思考停止するのでやめた方が良いです。
  
  ワードに惑わされずに自社のカルチャーや業態にあった評価制度やジョブマッチの仕組みを取り入れるべきだと思います。
• 石田 裕子

  株式会社サイバーエージェント 専務執行役員

  ・2020年07月20日

  雇用の形を「◯◯型」と、まるで血液型のように型にハメようとされるのですが、個人的にはそれは結果論でしかなくて、型のスタイルを「どちらにしようかな」と選んで制度設計するものではないと思っています。
  あくまで会社の業績を伸ばすために、さらには、自社のカルチャーや企業風土にはどのような働き方が合うのかという視点で、これからの時代の雇用や役割や評価を決めていくのが良いと思います。
• 橋本 賢二

  キャリア教育研究家

  ・2020年07月20日

  源田さんが指摘されているように、ジョブ型かメンバーシップ型かは働かせ方･働き方の問題です。
  
  評価と結びつけて理解するから混乱しています。評価には、前提として組織が何を評価するのかがあるので、ジョブ型だろうとメンバーシップ型だろうと、どのように評価することも可能です。
  
  分かりやすい数字と結びつけたい発想が思考停止に陥らせます。