GAFAに牙をむく中国 「5G」の次は「クラウド」の覇権を狙う=高口康太【週刊エコノミストOnline】(サンデー毎日×週刊エコノミストOnline)
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クラウドに国際独禁法があればAmazon は一発でアウト、米中以外に選択の自由がない恐ろしい世界を、中国分析で定評のある高口康太さんがリポートしてくれました。
「…世界のクラウドコンピューティング市場(特にIaaSと呼ばれるITインフラをインターネット経由でオンデマンドで提供するサービス)では上位4社のシェアが80%近くに達する寡占市場だ。アマゾン、マイクロソフト、グーグルという米国勢の間に唯一割って入っているのが中国のアリババグループだ。中国ではアリババグループのライバルであるテンセントもクラウド事業の巻き返しを急いでいるほか、従来は他社クラウドサービスへの機器設備の提供という裏方の役回りが中心だったファーウェイも自社のクラウド拡充を急ぐ。
日本では今秋から運用が始まる政府共通プラットフォームにはアマゾンのクラウドが採用される。新型コロナ対策の接触確認アプリはマイクロソフトのクラウド上で動作する。世界第3位の経済体である日本でも米国のクラウドに頼らざるを得ない現状は、もはやこの分野においては米国と中国しか存在しないことを示している」
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https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20200707/se1/00m/020/032000c?yclid=YJAD.1595043105.XdMIJ0idcq38EjeoDb2SWgdMc8QzVkwFcBS7tYTlUZ6tDJp.S064UUaOK13j9g--日本のクラウド市場はマイクロソフト、Amazon、Googleがシェアの9割を占めています。
中国はテンセントやアリババが兆単位の投資で今後クラウドのマーケットを自国企業に取り戻す流れがみられます。
一方、日本は!?