[14日 ロイター] - 米ボーイング<BA.N>は14日、相次ぐ墜落事故を受けて運航停止となっている「737MAX」のキャンセルが今年上半期に355機に上ったことを明らかにした。運航停止に加え、新型コロナウイルスの感染拡大も重しとなっている。

ボーイングの発表によると、6月にキャンセルされた737MAXは60機だった。

上半期の航空機納入は71%減の70機にとどまった。新型コロナに絡む渡航制限で航空需要が落ち込む中、航空会社やリース会社による注文キャンセルや納入延期が響いた。

6月の納入機数は10機。4月の6機、5月の4機からは改善した。