「適応的市場仮説」コロナ禍で読むべき理由
東洋経済オンライン
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注目のコメント
「市場参加者はサイコロ的ではなく、生き物的に振る舞う」という言葉がズシリと刺さります。
法人は法的人格を持ったもの。そこに魂を入れると、ひとりでに成長しはじめます。まるで生き物のように。大きくなりすぎて恐竜になると、環境適応できなくなり、死滅する。
株式市場はそこに上場している企業の命運とともにある。虚飾にまみれた企業群で構成されたマーケットは、砂上の楼閣・・・。適応的市場についてもっと知りたくなるレポートです。書いてみました
(ファイナンス理論の歴史も簡単にまとめてあります)
追記
荘司さんのご指摘は本書にてぜひご確認をと思いますが、そのひとつはランダムウォークを前提としていないことが挙げられますマーケットを確率・統計学的に計量分析可能なものとして取り扱う(従来のファイナンス理論が依拠する)「効率的市場仮説」に対して、
マーケットを進化論的-生物学的に捉える「適応的市場仮説」があるのではないかということですね。
実に面白い。こういう転回はこれまでに哲学史においても(機械論と有機体論との間の揺れ動きで)ありましたね。