[10日 ロイター] - 新興電気自動車(EV)メーカーの米リビアンは10日、運用大手ティー・ロウ・プライス<TROW.O>が主導する資金調達ラウンドで25億ドルを調達したと発表した。

投資家向けウェブサイトのピッチブックによると、これまでの調達総額は少なくとも60億ドルとなった。

今回の資金調達ラウンドにはソロス・ファンド・マネジメント、コーチュー・マネジメント、フィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニー、バロン・キャピタル・グループのほか、すでに同社に出資しているアマゾン・ドット・コム<AMZN.O>やブラックロックも参加した。

リビアンは電動ピックアップトラックと電動SUVの販売を目指している。

時価総額が急増中の米EV大手テスラ<TSLA.O>と最近上場した電動トラックメーカーの米二コラ<NKLA.O>も、電動ピックアップトラックの生産を計画しており、リビアンと競合するとみられる。