オンワードとZOZO提携 コロナ下、ネットに活路
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これはマーケティング目線でいえば、正直、仕組みドリブンであり旧来型データ活用の典型ですね。オンワードと繋がり薄いZOZOスーツの顧客データを、顧客の知らないところで購入して活用するというモデル。加えて、この100万人分のデータがどこまでアクティブかという問題。既に繋がりが薄まっているデータを、更に繋がりの薄いオンワードが購入する、というブランドと顧客の繋がりが存在しない仕組みになりそう。そもそも箱型アパレルでしんどくなっている背景にはこういう思考の欠如があるので、活路どころか根本問題の解決になっていないですね。
本当はオンワードさんが自らがフィジカルとサイバーを組み合わせて顧客と繋がり直すべきかなと。難しければせめて繋がりとデータの価値を理解しているFABRIC TOKYOさんのようなところと提携した方が筋はよかったんじゃないかなと思われます。これは有りでしょう。KASHIYAMA the smart tailor の品質と価格のバランスや仕上がりまでのスピードは素晴らしいものがあって、そこにZOZOさんのテクノロジーが加わる事で新しいビジネスウェアの提案ができる様な気がします。ユニクロさんのセミオーダースーツと並んで20〜30代のビジネスマンにハマりそう。
なお昨年の退店の事を未だに嬉々として揶揄している人は自らビジネスにおいてセンスというかスピード感がないと言っているのと同じです。このご時世1年も経てばキーパーソンもごっそり入れ替わりますよ。いいですね。どちらがもちかけたのか。
1 オンワードにしてみれば、採寸場所が百貨店からZOZOサイトに移るイメージ。であればデジタル採寸をどこでもできるよう次の手を打つだろう。
2 受注後のリードタイムは長いが標準的だろう。本件後販売がECにシフトするとむしろ川下の在庫が減らせ、資金・損益面で効果が大きいだろう。
3 であれば価格もいずれ下げられそう。