&新型コロナ／国交省、「GoToトラベル」22日開始 委託費400億円引き下げ

コメント

注目のコメント

• 山田 桂一郎

  JTIC.SWISS 代表

  ・2020年07月12日

  『国土交通省は新型コロナ感染症の影響で落ち込んだ観光業界を支援する「ＧｏＴｏトラベルキャンペーン」の運営事務局に、ＪＴＢなどの大手旅行会社や日本旅行業協会など７者によるコンソーシアム「ツーリズム産業共同提案体」を選んだ。２２日から旅行代金の割引きサービスを先行して行い、旅先で使用できるクーポン券は９月以降に発行する（記事から引用）』
  
  業界団体・協会と旅行会社、OTAがコンソーシアムを組んだことでGOTOトラベルの実施が予定の8月上旬よりも早くなりました。但し、旅先で使えるクーポンが使えるのは9月からです。
  GOTOトラベルは旅先での消費喚起による経済対策であったはずが、夏の繁忙期はコンソーシアムを組んだ旅行会社やOTAと契約先だけが恩恵を受ける形となってしまいました。
  何のための施策かを考えれば、引き下げた400億円の委託費を使ってでもクーポンはGOTOトラベルの開始に合わせ、同時に市場の不安を払拭するために受入側の衛生管理や安全対策等にも予算を回すべきだと思います。