コーチングはコンサルの基本スキルになりつつある?
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コンサルティング →支援する側の知識を活用し課題解決する
コーチング →本人が考え気付けるよう手助けをする
ティーチング →「こうするといいよ」とやり方を教える
ざっくりいうと、それぞれにこのような違いがあるのですね。
コンサルティングだけ、ちょっと質感が別でしょうか。
この記事をアップする作業をしていて、ふと、昔の出来事を思い出しました。
大人になってからとある学校に通っていた時のことです。
まったく未知の領域で右も左もわからない世界。
まずは「こういうものだよ」という型が知りたくて、学校に通い始めました。私は「習うより慣れよ」を求めていたわけです。
しかし先生は、
「まずは自由にやってみてください」というタイプの方だった。
これ、とても困ったんです。
例えるならば、
コロッケを見たことがない人に材料だけを渡して、「さあ、思うままに“コロッケ”を予想して作ってごらん」と言っている感じ。
ポイントは、渡すのは「材料だけ」で「完成図」は渡さないところ。
じゃあ「こんなコロッケもあるよね」と自由が認められるかというとそうでもなくて、いつかあのスタンダードコロッケにたどり着けるよう、試行錯誤を共に繰り返そう!という感じでした。
とてつもなく時間がかかるし、大人が学校に通える時間なんて有限なので、正直とても困ってしまいました。
考える力を伸ばそうという教育方針は理解できるのですが・・・。
「コロッケってじゃがいもをつぶしてこねて丸めて、衣付けて揚げる食べ物なんだよ。つぶし方とか丸め方は自分がやりやすい方法を考えてみて。大きさも食べやすいと思うサイズでOK!」
という感じで、想像の翼を広げるためにもおおまかな“決まり事”を教えて欲しかった…。
この例でいうと、
材料を渡すのみ→コーチング
作り方の概要まで教える→ティーチング
でしょうか。
記事内でも言われていますが、ティーチングから始まり、コーチングへとシフトする関係になれたら最高ですね。
この時のことを思い出して、コーチングとティーチングの使いどころを間違えるのはもったいないなと思いました。
結局、学校に行っていた時どうしたかというと、負けずに先生に事情を話し情報提供を求めたり、他の先生に助けを求めたりしていたような気がします笑