デンソーがKubernetesを自動車に載せる「Misaki」発表、OSSで公開予定
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テスラもソフトウェアをコアにハードウェアを実装している時代になりモビリティ業界が、その優位性に気づいている証拠だと考えられる。 Kubernetes(船長)が停泊するMisakiという命名は個人的に良いと思う。
見たところクラウドとの通信はvpnで行われているがゼロトラストネットワークの観点からはセキュリティ安全とは判断できない。
Misakiがオープンソースとして展開されるのであれば皆の目でシステムを監視できるようエコシステムを作っていく必要があると考えると。
自動車上で動くアプリケーション自体は車全体から取れるハードウェアの情報や位置情報のようなものになるのか、それともエンターテイメントレベルでのアプリケーションを動かすことができるか?具体的に関心がある。
もし自動車の中でコンテナが動かせる且つサンドボックスになっており全体のセキュリティに影響を与えない環境が用意できるのであれば自動車がアンドロイドやアップルストアみたいな位置づけになりユーザー獲得のチャネルにもなり得ると思う。
最近タクシー広告などもあるが、自動車レベルで位置情報を提供し広告の提供ができるのではないか?
このMisakiがうまく行けば自動車に関わらずその他モビリティ業界での使いみちが見えてくると思うので、プラットフォーマーとして頑張っていただきたいです。
合わせてセキュリティの部分で大きな問題があるとアニメや映画で描かれるような自動車の遠隔操作みたいな事が起きることは容易に想像できる。 現在の電子制御プロトコルCANですらそういう可能性をひめているのでネットワークとの繋がりが増えるほど攻撃者からは魅力的にうつるので、より一層力を割いていかないといけない。自動車にコンテナ技術とは、面白そうな取り組みです。あとは、自動車の中に 点在する さまざまな機器やセンサー、これはCANを超え、例えば 後付けのオーディオや ドラレコ、息入力、ルームランプなどもコントロールできる 汎用I/Oの APIが出来てくると、まったくもって面白いです。
その分、車がハッカーやAIに乗っ取られやすくなりますので、実行コードやデータの認証技術も 併せてレベルアップ必要ですね。
また、コンテナのプラグイン、つまり ソフトをランタイムで つなげたり、外したりしても、全体のオーケストレーションを 綺麗に保つ メッセージ交換のプロトコルも 如何に将来を見据えた設計にするか、こういう研究も楽しそうです。後出しジャンケンの改善を ユーザーが難なく享受できるようにして欲しいです。
オーケストラの様に 一部が欠けても 全体の調和を微修正できる仕組みは、認証如何で 機能を制限する セキュリティ施策にも応用したくなるはずです。メーカー提供の機能をオーバーライドできるまで、開発者に裁量提供できるか、守れるか、腕の見せ所です。