[東京 6日 ロイター] - 菅義偉官房長官は6日午前の会見で、東京都知事選で小池百合子知事が再選されたことに関連して、「東京都についてはコロナ対策や東京五輪について引き続き連携していきたい」と述べた。

九州南部での豪雨被害については、内閣府や関連省庁が調査を開始しており、1週間後を目途に、指定基準を満たせば激甚災害に指定すると述べた。

現時点で判明している人的被害はいずれも熊本県で、死亡者19人、災害との関連調査中の死者2人、心配停止18人、安否不明13人とした。

停電や断水も発生しており、一刻も早い回復を目指して関係業者が取り組んでいるほか、政府として災害対策本部を設定し、人命第一で取り組む方針であり、各省横断で被災者生活再建を目指すチームを設置したと述べた。

また、ここ数年の水害の激甚化に対応して中小河川の氾濫対策として、ダムの事前放流の正確化、AIの活用などを進めているとした。