日立社長「選択と集中は限界」 複合事業でリスク分散
日本経済新聞
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> 「大きな赤字を計上した09年3月期以降、10年にわたって構造改革に取り組んできた。日立化成の売却などで、この一年でもボラティリティーの高い事業をかなり入れ替えた。日立本体ではIT、エネルギー、産業機器などのインダストリー、鉄道などのモビリティ、家電や自動車部品のライフの5セクターに絞り込んだ。営業利益率が5%以下の事業はどんどん潰し、今は強い体質ができてきている」
「今くらいの規模が管理できる限界だ。過去の日立のようにこれ以上大きいと経営者の目が届かない。今も全部を見るのは大変だが、その分、ヘッジ先がある。コングロマリットをディスカウントにするか、プレミアムにするかは経営者のリーダーシップ次第だろう。20年3月期は新型コロナの影響も出たが、本体の営業利益率は8.5%と前の期を上回った。調達や営業などの機能の見直しなど、もう一段の構造改革で2ケタが狙える」