[ベンガルール/東京 26日 ロイター] - 楽天<4755.T>傘下で携帯通信事業を担う楽天モバイルのタレック・アミン最高技術責任者(CTO)は26日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3カ月延期した第5世代(5G)事業について、9月のローンチに向け計画通り進んでいると述べた。

アミンCTOは、ロイターとのインタビューで、楽天が約50%出資する事業者によるインドでの5Gのテストが新型コロナの影響で進まず、一部は日本で実施したと説明。

変更した予定について「マイルストーンを達成しつつあり、かなり自信を感じている」と述べた。

事業者向けの通信プラットフォームについては、10月にテストを開始し、年内に商用化するとの見込みを示した。すでに複数の企業が関心を示しているという。

アミン氏は、具体的なユーザー数は示さず「顧客獲得の面での達成にとても満足している」と述べた。