[東京 22日 ロイター] - 日本フランチャイズチェーン協会が22日発表した5月の全国コンビニエンスストア売上高は、既存店ベースで前年同月比10.0%減の8095億7800万円、3カ月連続のマイナスとなった。

前月に続いて緊急事態宣言による在宅勤務や外出自粛の呼びかけによって客足が遠のき、売り上げが落ちた。来店客数は同19.9%の減少となった。

一方、自宅での食事が増えたことで、生鮮食品や乳製品、調味料などの売り上げは好調だった。また、冷凍食品や酒類のまとめ買いが増えたことなどから客単価は同12.4%増加し、全体の売上高を下支えた。