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中国、拘束カナダ人2人をスパイ罪で起訴 カナダ首相「失望」

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  • 多摩大学ルール形成戦略研究所 客員教授・事務局長

    カナダがファーウェイ副会長を逮捕した直後、中国に「スパイ容疑」で身柄を拘束された二人のマイケル。当時からタイミング的に「取引材料」として拘束された以外の何ものでもないと見ています。

    実はマイケル・コブリグとは個人的に交流があります。

    2018年6月、毎年各国の国防大臣がシンガポールに集い、アジア地域の安全保障課題を議論するシャングリラ会合。ここで、当時国際NGOに所属するマイケル・コブリグに声をかけられ、ホテル付近のイタリアンで会食をしました。国際危機グループ(ICG)に所属するこの元外交官と経済安保における日加協力可能性について長々と議論をし「お前の話は面白いから、今日の食事代はこちらが持とう。次東京で会う時はそっちが持ってくれ」と言われ奢られてしまいました。

    この半年後にマイケルは中国政府に拘束されています。

    本来この「人質取引」と5Gの安全性を巡る議論は切り離すべきですが、カナダではこの二つが切れなくなっています。「ファーウェイを5Gシステムに認めれば人質が帰ってくるかもしれない。」このような意見が出ていることもあり、カナダ政府は2019年10月の選挙後に5Gにファーウェイを認めるかどうかの決断をする予定でしたが、結局今でも明確な回答を出せずにいます。

    しかし、数週間前、カナダの三大民間通信会社がファーウェイ不採用を自主的に表明しました。これにより、カナダ政府が公にファーウェイに関する決断をする必要がなくなりました。

    「ファーウェイは普通の企業ではないのではないか。」中国自身の度重なる行動が、この懸念を強くし続けています。

    コブリグに約束した、東京での飲み会。国際社会が団結し、中国に対して「このようなことは許容されない」というメッセージを送り続けることで、また彼と飲み交わせる日が来ることを願っています。


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