[東京 19日 ロイター] - SOMPOホールディングス<8630.T>は19日、米国の大手ビッグデータ分析会社パランティア・テクノロジーズに約540億円を出資すると正式発表した。また、パランティアの技術を活用した「安心・安全・健康のリアルデータプラットフォーム」の立ち上げに向けた合意も明らかにした。

両社は昨年11月、日本でパランティアのデータプラットフォームとサービスを提供する共同出資会社を設立。今回のリアルデータプラットフォームの立ち上げについて「これまでのパランティアの新型コロナウイルス対策支援とSOMPOHDの介護オペレーションの変革に向けた取り組みでの経験を生かし、第一弾として、日本国内の介護ヘルスケア分野でのプラットフォーム構築を進めていく」としている。

パランティアは2004年に、米決済大手ペイパル<PYPL.O>の共同創業者であるピーター・ティール氏らが設立した。富士通<6702.T>からも5000万ドルの出資を受けている。

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(田中志保 編集:内田慎一)