[ニューヨーク 18日 IFR] - 米連邦準備理事会(FRB)が18日公表したデータによると、社債買い入れプログラム「セカンダリーマーケット・コーポレート・クレジット・ファシリティー(SMCCF)」を通じた17日までの週の購入額は15億3000万ドルで、保有残高は70億3000万ドルとなった。

FRBはSMCCFを通じた個別企業の社債買い入れを今週開始した。社債ETFの買い入れは5月に開始している。[nL4N2DS46D]

FRBの保有残高データでは、個別企業の社債とETFの内訳は示されていない。

17日までの週の買い入れは、市場の予想通り慎重なペースとなった。

バークレイズのアナリストは16日のリポートで「過去1カ月のETF購入が比較的抑えめのペースだったのと同様に、SMCCFは初期段階で多額の社債購入は行わないだろう」と指摘していた。