ワイヤーカード、年次決算の発表を再び延期-現金2300億円が不明
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これまで気に留めていなかったため今回駆け足で記事をいろいろ読んでみましたが、よくわからない。
しかし少なくとも2300億円の現金の所在が確認できないわけで、これで借入の期限の利益が喪失したようです。
不正があったのか、誰が首謀したのか、監査法人の動きなど、舞台装置は整っており、とても気になる事案です。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60535080Z10C20A6000000/このWitecardは、昨年ソフトバンクが1,100億円が出資をしたドイツの決済サービス企業です。
https://jp.reuters.com/article/softbank-wirecard-idJPKCN1S02YX
会社の名前からカード会社のように見えますが、欧州で銀行の免許も取っています。
日本語の記事だと問題点がピンと来ませんが、マスターカード、VISAのメンバーシップも持っているので、クレジットカード等の発行に伴い預託しておく必要があるのですが、その預託金の実在性が疑われているということかと推測します。
ただ、一般的にクレジットカード発行に伴う預託金を誤魔化すのはまず無理なはず。となると、預託金にしてあるという金額をそもそも誤魔化したのかもしれません。
カード事業を良く知る公認会計士としては、非常に関心が高いニュースです。