[ニューヨーク 17日 ロイター] - ロイター/イプソスが米登録有権者を対象に実施した世論調査によると、大統領選挙でのバイデン民主党候補への支持が共和党のトランプ大統領を13ポイント上回り、今年の調査で最大の開きとなった。

48%がバイデン候補を支持した一方、トランプ大統領は35%となった。

CNNによる調査でもバイデン候補への支持が14ポイント上回っている。

トランプ大統領の仕事ぶりへの不支持は57%、支持は33%で議会が弾劾調査を行っていた11月以来の低水準。

共和党支持者のトランプ大統領への支持は、3月から6月にかけて毎月低下し、13ポイント下落した。

大統領の新型コロナウイルス対応については、全体の55%が不支持、支持は40%だった。3月から同様の質問をしているが、支持はこれまでで最低となった。

白人警官による暴行で黒人男性が死亡した事件を受け、全米で抗議活動が続いているが、調査では3分の2が抗議行動に同情的だった。

経済政策について両大統領候補のどちらを好むかについては、43%が大統領、38%がバイデン候補と答えた。

調査は全米でネットを通じて英語で実施。回答者は4426人で、民主党支持は2047人、共和党支持は1593人だった。