【20年史】日産の「有言実行度」を、中期計画で振り返る
NewsPicks編集部
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本日は日産の中期経営計画を振り返ります。中計は経営者の株主に対するコミットメントであり、企業の社風を反映します。大きな目標を掲げる傾向にある企業もあれば、確実にできることしか宣言しない、お堅い企業もあります。
では、日産はどんな傾向があるのか。ゴーン体制以降の6つの計画で、それぞれ何を掲げてきたのか。
その特徴や変遷を追うと、日産という企業の特徴がうっすらと見えてきます。公開資料からわかることがたくさんあるということを、改めて感じさせられました。昨日の内田社長のインタビューに続き、今日の日産の経営危機、ゴーンさん降臨からの20年史を振り返ると、つくづく「ゴーン改革」とは何だったのか??と感じます。ゴーンさんの賞味期限って、意外と早く切れているんですよね。
「兵どもが夢の跡」状態の日産。内田社長のインタビューでも社員が危機の先に見られる「夢」が不足していたように感じます。
やっぱり、人間って、その先に希望が見えれば火事場の馬鹿力で危機を乗り越えらるんですが、それがないとしんどいんですよね。↓これはその通りだと思います。プランニングだけでは評論家と同じで、決断して実行するまでが経営ですから。
> 『「たたき台ができていても、経営陣が決断できるかは別問題。だからやっぱりリバイバルプランは、ゴーンなしでは実現しなかったと思います」(同日産OB)』
(上記は6/18/2020に記載したオリジナルコメント。7/21時点で栞代わりに再ピック)