都内で新たに24人感染確認 13日連続の2桁 新型コロナ
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今後の流行を予想するのは難しいですが、気温も上がって梅雨に入ったこともあり、気温や湿度との関連が気になるところです。高温多湿の環境では感染が広まりにくいのでは、という説もありますが、懐疑的な意見が多いです。例えば季節の変化がコロナの感染拡大に与える影響について、後方視的に調べた研究があります。
https://www.cmaj.ca/content/192/21/E566
この研究によれば、コロナの流行は緯度や気温とは関連しておらず、湿度と「弱い負の関連 (湿度が高いほど流行しにくい)」がみられました。一方で、集会の禁止やソーシャルディスタンシングなどの公衆衛生上の介入は、流行の抑制と強く関連しており、結局のところ人々の行動を変える以外に、感染者を減らす手立てはないという状況です。
皆がなるべく不自由なく暮らしながら感染拡大も抑えることができる、効果的な行動変容を見つけていきたいところです。拙宅（東京都豊島区）のごく近所の、近隣の高齢者が明るい時間から集まって飲食とお喋りに興じる定食屋の店主がコロナに感染した。「コロナ感染となりしばらく休業致します。当店に来られている方にはご注意いただきますようお願い申し上げます。 店主＋（店名）」の貼り紙があった。いわゆるクラスターが発生するかも知れない。まだまだ油断できない。正直な貼り紙を掲げた店主の早期回復を祈ります。
韓国のソウル市は、東京都と同じような２０名台の感染者数で、国全体で３０−５０名程度の感染者数で、再度無期限の外出自粛を実施しています。そんなことしたくないし、する必要もないと思うのですが、そういうレベルの危機意識を持つ必要はあるのではないでしょうか。警戒行動を一人一人がしっかりと取り続けることは東京ではまだまだ必要そうに見えます。ヤッホイ解除だもう知らねー、という人が多数を占めると、一気に形成は変わりそうに見えます。
