【黒田博樹】「負けが許されない日々」へ向き合う技術
☑「恐怖」は、必要なものだった
☑勝つための「いい準備、ダメな準備」
☑歳下の選手から「カーブ」を学んだ
☑ど真ん中に投げていい「条件」
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なかなか聞けない、黒田博樹さんの声。
哲学は「恐怖」でした。そのエッセンスは本文をお読みいただきたいのですが、一方で、
「情報がありすぎることです。
──どれを選んでいいかわからない。
黒田 いや、むしろいいとこ取りができないことです。
自分がいいと思った情報にだけ耳を傾けて──それが例えばYouTubeやSNSで配信されているものでも全然いいんですけど、そこに傾倒してしまうきらいがあるように思います。
コーチ陣や指導者、先輩の声を聞けなくなってしまったりする。
極端な話ですが、動画で自分のピッチングを作ってしまっている、と思うような選手もいる。
柔軟性が足りなくなっているんじゃないかな、と思います。」
という指摘に、ハッとしました。
情報をどう使うか、それを自分の頭で、試行錯誤しながら突き進んできたのが黒田さんだったからです。
金言満載のインタビュー。「いろいろな言葉をもらいましたけど、(NBAで活躍した)マイケル・ジョーダンの言葉は印象的でしたね。「試合への愛とは、常にこれが最後だと思って戦うことだ」僕自身、いつだって「最後の試合だ」と思ってマウンドに立っていたので、あれだけのスーパースターが同じ感覚を持っていることに、勇気づけられたんです。」活躍できる期間が短いアスリートから学ぶことは本当に多い。
「ピッチャー視点で言えば、バッターに打たれなければいいわけです。今は、そのバッターよりも、自分自身にばかり目が行きすぎているピッチャーが多いな、と感じます。」
サッカーと似てる。次第に”相手”がいなくなる。
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