データ×素材 AGCが育てる「二刀流」人材
日本経済新聞
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注目のコメント
事例紹介が面白い。
①AIによるガラスの異物品質検査導入評価
>>ガラス工場のベテラン技術者は目をむいた。品質検査をAIに任せたところ、想定を上回る精度となった。それまでも機械による検査はあったが、ガラスは透明で光を反射するため、細かいゴミは人の目でしか判別できなかったという。このAIを開発したのは、先端研に留学したガラス検査の技術者だ。現場の悩みに精通していたからこそAIに学習させるデータを選別でき、自動化への道を開いた。現在は高機能ガラスの製造工場にAIを導入して性能を確認中で、段階的に拡大する計画だ。
②VR活用でガラスの光の反射を確認
>>開発サイクルを加速するため、VR(仮想現実)などの活用も進める。夕日が差し込んだりしたときの風景が、ガラス越しにどう見えるのか。試作品の出来栄えをVRで再現できる仕組みを整えた。遠隔でも製品デザインを確認できるので、コロナ禍でも営業を継続できたという。