5Gで加速するIoT、その真価を発揮させるには何が必要か
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IoTによってあらゆるモノが「つながる」ことのリスクと、そのセキュリティ対策について詳しく解説している記事です。
スマートシティ、スマート工場、スマート農業など、IoTと都市・産業が連携することに対する価値が高まる一方、サイバー攻撃でそれらが制御できなくなることの危険性も無視できません。
今月8日にはホンダがサイバー攻撃を受け、世界の9工場で生産が一時停止するという事態も生じました。
IoT機器を標的とした大規模なインシデントが頻発しているという現状を踏まえ、記事にあるような、IoTシステムの一括管理、多層防御といったセキュリティ対策が企業に迫られていると感じます。この記事はセキュリティベンダであるトレンドマイクロ社提供なのでIoT接続環境におけるセキュリティ対策が中心になっているが、本質はIoTテクノロジそのものにどれだけセキュリティを担保できるか、ではないだろうか。実証実験段階でとにかくログを収集する、といったレベルから、社会実装においては当然プライバシーにかかわる情報はログの出力段階から暗号化する等、IoT製品側でセキュリティ対策されていることが望ましいと考える。
確かにインターネットは、まず相互接続しデータを転送するというシンプルなインフラからスタートし、後に顕在化したセキュリティ問題に後追いで対策技術を発展させてきた。しかしIoT技術はインターネット普及後の世界で開発しているのだから、わざわざインターネットのセキュリティと同様の歴史をたどる必要はないであろう。PCもインターネットもスマホも携帯も普及してない時代からすると、便利さの裏には問題が潜むものだと思いますが、セキュリティも含めそれを解決するための技術開発、新サービスの創出が生まれるのでやっぱり進化って素晴らしい。