[4日 ロイター] - インドネシアのジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事は4日、新型コロナウイルス対策として導入した移動制限を延長すると表明する一方、6月を移行期間とし、一部のルールを条件付きで緩和することを明らかにした。

同知事は会見で「(4月中旬に導入した)移動制限を継続し、健康的で安全で生産的な状態への移行を待つ」と表明。

5日から新たな社会規制の下で一部の公共交通機関の通常運行と、礼拝所を再開することを明らかにした。

インドネシアでは正式な全土ロックダウン(都市封鎖)は行われていないが、ジャカルタなどの都市では制限措置の導入が認められている。