中国の介護施設でクラスター感染が出なかった3つの理由 - DOL特別レポート
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日本の介護施設におけるコロナ感染が欧米諸国に比べて少ないという不思議な現象について、中国でも介護施設での感染が少ない(具体的数は記事からはわかりませんが)という要因に関する考察。
1、施設封鎖(出入りの禁止、管理)が早かった。
→中国では入居者の事故などに対して家族のクレームが日本以上に激しいらしく、その恐怖への対策とのこと。
2、1に同じく、施設内の安全が家族アピールとして大事なため、医務室を設置している介護施設が多いということ。
3、介護職員は農村部出稼ぎ労働者が多いため、施設に住み込みが多いとのこと。つまり介護職員の市中感染リスクが相対的に低くなるということ。
根拠というよりも考察ですが、なるほどと思うことも。
となると、やはり各国で介護施設で感染を予防するには、施設内に感染源を持ち込む物量をできる限り減らすということが有用だということが仮説の一つになりそうですね。
緊急事態宣言が解除され、一般市民は外食や文化的生活を再開しつつありますが、医療福祉介護関係者は、「今自分が出歩いて、感染源を持ち込んで、クラスターを発生させたらどれだけ叩かれるだろう」という倫理と風評差別への不安から心理的行動的自粛生活を継続しています。
こうしたことへの報いは、拍手やブルーインパルスだけでは応えられません。私たち医療福祉介護関係者に対する保障をより強化してもらいたいものです。日本も無事故無怪我が強い意識があるから感染が少ないんだと思っていたら、中国はもっと凄いんですね・・・
中国のITリテラシーが高いのがオンラインへの抵抗を減らしたのでしょうか?日本は利用者もそうだが、職員でもITリテラシーがなかなか上がっている印象が受けない。これを気にITリテラシーが上がればいいなるほど。
施設封鎖の迅速さと徹底か。
日本の介護施設でも中国の施設から学べることがある。
損害賠償など法的処置も起こりうるお国柄もあり、日本も早かったが、それ以上の徹底さがきっとあったのかもしれない。